別なケースをご紹介します。
左上2番に歯冠大の膿胞が診られます。
唇側からのアプローチでのう胞を確実に摘出し
のう胞摘出部の腔にもマテリアルを填足し、
骨補填剤のフォーミングを行い、
ソケットプリザベーション的要素の大きい、GBRを行います。
このケースではメンブレンは非吸収性のシトプラストを使用しておりますが、シトプラストはその素材性状からして、ある程度の粘膜裂開が起こった場合でも感染しずらいとされていますが、エビデンスのあるものかどうかはわかりません。
GBR後のパノラマレントゲン写真です。当初、抜歯、のう胞摘出直後にマテリアルを填足することで、 アブセスを起こすリスクを懸念する側面もありましたが、 のう胞摘出の操作が的確で、腔の処理が成されている前提におきましては、いまだアブセスを経験しておりません。
6か月後、メンブレン除去時の唇面観です。
ミシガン大学では、このテクニックを:ミネライズド・ボーン・プラグ・テクニックと呼んでいるとのことで、ワン教授の臨床研究におきましても、WZ が完全に除去されていて、ディレイド・待時埋入すれば、失敗率は無いと考えている、とのことでした。
フィクスチャーを埋入し、
さらに、GBRを行います。
上部構造セット時です。