矯正治療
あなたの歯並びはどれですか?
出っ歯が気になる
上顎前突
下顎が前に出ている
下顎前突
歯と歯の隙間が気になる
正中離開
歯並びがデコボコ
叢生
前歯が閉じない
開口
噛み合わせが悪い
交叉咬合
噛み込みが深く
下の前歯が見えない
過蓋咬合
問題なし!
正常咬合
矯正治療の目的とは?
矯正治療は、単にガタガタの歯並びをきれいな歯並びへ改善することではありません。
一番重要なことは「咬み合わせを良くする」ことです。
歯には食べ物を噛み切ったり、すりつぶしたりする機能がありますが、歯並びや咬み合わせが乱れることでその機能を損ね、咀嚼不良が起こります。しっかり咬む事が出来ず、下アゴの関節に負担がかかり顎関節症になりやすくなります。
また、歯並びが悪いと歯磨きが難しいため、汚れが残りやすい口腔内環境となりむし歯や歯肉炎、歯周病にかかりやすくなります。歯並びの悪さは、歯の寿命を短くする要因となります。
食事をする上で一生使っていかなければならない歯は貴重な財産です。咬み合わせを治療し、バランスよく咬めるということは、今後の人生に大きなメリットをもたらします。
あなたの噛み合わせは大丈夫ですか?
80歳以上で20本以上の歯を残している方の多くは良好な歯並びです。
矯正治療の種類
1
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、治療開始時に歯の表側一つ一つにブラケットと呼ばれる装置をつけて、ブラケットをつなぐようにワイヤーを通し、ワイヤーが引っ張る力で歯並びを整えていきます。もっとも実績があり、他の矯正に比べて、幅広い症例に対応できることが一番のメリットであり、歯を動かす力が強く、非常に重度な歯並びでも矯正治療が可能です。
しかし、細かな装置をつけるので清掃が困難で虫歯のリスクが高くなり、調整の当日や翌日は食事の食べにくさや痛みが伴うことがあります。
歯の表面にブラケットやワイヤーなどの装置をつけるので見た目が気になる方も少なくありません。
治療中は3~4週間に一度のペースで通院し、矯正装置の調整を行います。
2
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、コンピューターにより作製されたカスタムメイドのマウスピースを用いた最新式の矯正治療です。
一人ひとりの歯に合わせて作製される矯正装置を装着し、治療の段階に合わせて新しいマウスピースに交換しながら徐々に歯を動かして歯列を矯正します。
インビザライン矯正は、コンピューターシミュレーションを駆使して製作されるマウスピースを使用する治療のため、簡単に行える治療と思われることも多くありますが、実は、矯正治療に関する専門知識と技術、そして経験が治療結果に大きな影響を与えます。
インビザライン矯正を行う医師には従来の矯正とは異なる特有の知識や技術が必要となるため、経験の浅い歯科医師が治療を行い、誤った診断や治療計画により、希望通りの歯並びにならない、思うような治療結果が得られない、さらには後々に顎関節症などの不具合が出てきてしまうと言ったケースも報告されています。
インビザラインはどんな患者様にでも適している治療法ではありませんので、患者様ごとにインビザライン治療が適しているか判断するにはドクターの診断能力が問われます。
前後左右に顎がずれていたり重度の不正咬合の場合はワイヤーとブラケットを併用して治療する必要がありますし、インビザラインは口腔内の3Dデータを用いて完成形をシミュレーションすることによって治療計画を立て、歯を動かしていきますが、これはあくまでもコンピューター上のシミュレーションですので、計画通り歯が動かないこともあります。
このように、インビザラインによる矯正治療においては専門的な知識と経験が豊富なドクターによる治療計画の見直しや修正を行うステップが欠かせません。
当院では一定の症例数を経験し、「インビザライン ダイヤモンドステータス」の認定を受けた歯科医師が在籍していますので、どうぞ安心してご相談ください。
3
MTM(部分矯正)
MTM(Minor Tooth Movment)とは、動かす歯を数本に限定して矯正治療を行う部分矯正のことです。隙間のある前歯を移動させたり、ブリッジやインプラントを入れる前に、歯の傾きや位置を一部だけ治すケースに適しています。生体主導型の考え方で残せる歯は可能な限り残こし、削らなくてもよい歯は極力削らないという治療方針で、ブリッジやインプラントを入れる前の治療に適応しています。
矯正担当の湯浅先生
矯正担当医の湯浅です。
昨今の歯科治療における審美性のニーズの高まりの中、歯科矯正治療を 希望される患者様は、年齢には関係なく増えてきています。
どうぞ、お気軽に歯科矯正に関しまして、ご相談ください。充分な時間において、カウンセリングさせていただきます。